2012年12月21日金曜日

冬至の月 (2006/12/23)

日付が変わったが、22日は冬至でした。 

先週の土曜日、十三の第7芸術劇場でたまたま知り合った冨田貴史さんの「暦と時間」についてのワークショップに参加した。 

箕面のアパートの1室、ハルモネアンで行われた。10数名の参加者だった。とてもアットホームなイベントであった。 
at home だったので、当然か・・・。 

昼と夜の2回、ワークショップがあったのだけど、僕は1回目しか参加できなかった。1回目は、太陽の話や24節季が中心の話だった。2回目は月がテーマだった。僕は月が好きなので、2回目に参加できなかったのは、とても残念だった。 

1回目の話の中で、フトマニ図という日本の暦の原形のようなものの話になった。そのフトマニ図はホツマ文字で書かれており、その中に「ト」の音の文字があった。 

□ の中に 
Y の字が書いてある。で、その先端が □ から飛び出している。 
南を表すとのことだ。考え方としては、Yの右側が右手で、左側が左手である。冬至の日に、太陽が上がる地平線に右手を向ける。そして、太陽が沈む地平線に左手を向ける。両手を合わせていくと、そこが北になる。その反対側、つまり、Yの下側が南になるわけだ。 

むむ〜 

まさしくこれはジャワ舞踊である。この間「能舞台とジャワ舞踊」に書いたことと同じである。 

うなってしまったが、いろいろとやっていくと、大体は繋がってしまうものなのだ。きっと!

冨田さんにもらったカレンダー「Mari Calender 球歴」がとても美しい。1年を360度の円で書いており、立春、立夏、立秋、立冬を結んで、正方形が描かれている。それに加え、月の満ち欠けも描かれていて、曼陀羅のようになっている。僕が見ると舞踊譜のようにも思える。

これで確認すると、冬至の今日は新月を超えて2日目になる。 

ハルモネアンを後にして、西の空を見ると、エッチングで引っ掻いたような細くてきれいな月が出ていた。 

夜は、理学療法の先生である玉地さんと会って、話をした。医療の現場の方なのだけれども、舞踊にも興味があり、コンテンポラリーダンスにも造詣が深い。以前、玉地さんの学校へワークショップをしに行ったのだけれども、僕の方がもう一度会って話をしたくなったのだ。舞踊と医療の接点について、いろいろと話し合った。来年あたり、共同で舞踊作品ができるかもしれない。 

坂道を転がり落ちるダンス 

を取り敢えず、考えています。転がりたい人いますか?

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