2012年12月28日金曜日

銀月アパートでインタビュー (2007/02/20)

京都にある銀月アパートでインタビューを受けた。 

インタビューの依頼主は、明治安田生命である。 

2年前に、マルガサリとたんぽぽの家との共同制作で「さあトーマス」という舞台公演を行った。明治安田生命が主催する事業の一環だった。 

このプロジェクトは、エイブルアートプロジェクトと呼ばれ、毎年行われている。これまでになかった新しいアートの形を障害のある人たちと共に作り出すというプロジェクトだ。障害者とアート活動をするというと、慈善や福祉と勘違いされるのだが、そうではなく、目指すはあくまでも新しいアートである。 

その主催者である明治安田生命が、これまでの事業に関する冊子を作るに当たって、何人かの関わった人にインタビューをするようで、そのひとりに選んでもらった。 

インタビュアーは、かえるさんこと細馬宏通さん。 

かえるさんと気軽に呼んではいけない。大学の先生である。動物学(でしたっけ、先生?)や社会学がご専門なのだが、マルガサリの公演にも見に来て下さったり、昨年の桃太郎公演の後は、ラジオ沼というウェブ上のプライベートラジオで桃太郎について二日間に渡って、批評して下さった。そんな先生である。 

インタビューは、かえるさんの隠れ家である(隠れ家なので場所を明かさないほうがいいだろうか・・・)京都某所、京都造形大の近くにある(ほとんど分かるか・・・)銀月アパートで行われた。古いアパートでものすごく趣がある。 

約束の時間に到着すると、かえるさんの他に、冊子の編集者、助手、コーディネーター、カメラマンのなんと総勢5人が東京からやって来ていた。なんだか大変なことになっている。雑誌の取材のようだ。・・・つまり雑誌の取材なのである。 

細馬先生と2時間お話ができた。あっという間だった。「さあトーマス」「桃太郎」「ジャワ舞踊」について、僕が最近感じていることをいろいろと喋った。 

どんな記事が出来上がるのか、楽しみです。3月末頃にできるようです。 

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