2013年10月11日金曜日

扇風機のダンス 女子大生とダンス (10/09/2010)

明日,奈良と堺の高齢者の施設に行って,ワークショップをします。はしごです。午後は奈良,そして夜は堺。老人の方々とも一緒にダンスをしたいのですが,まずはケアをしているスタッフの方と仲良くなりたいと思っています。奈良へは前回下見へ行ったので、明日が第1回目。堺は,前回から始まったので,明日が第2回目です。堺の第1回目の様子を、少し書いてみます。 

8月20日 
大阪大学コミュニケーションデザインセンターの本間直樹さんと堺の高齢者施設へ。住宅街にある元別荘の1軒家なので、少し迷った。玉地雅浩さんと西村ユミさんも遅れてやってきた。スタッフの方4人にインタビューするところから始めた。リーダーの細川さんは独特のキャラクターで、本音トークの人だった。老人がみんなそろって体操したり,折り紙したりするのはおかしいやんってことで、この施設にはリクレーションが無いということだった。常駐スタッフは6人で,みんな若くてとても元気がよかった。僕は,ワークショップ用にペットボトルも持ってきていたけど,なんだか別のことがしたくなったので,部屋でぐるぐる回っていた扇風機で遊ぶことにした。 

http://www.youtube.com/watch?v=pAeiPwxRbwM

http://www.youtube.com/watch?v=XrunUF7YcAY]

細川さんによると、普段もリクレーションは無いが,突然社交ダンスを踊りはじめるおばあさんとダンス大会になったり,つねってくるおじいさんの攻撃を防御するところからダンスが始まったりすることがあるとのことだった。扇風機で遊ぶのは、馬鹿げているのかもしれないが,スタッフのみんなは大まじめに遊んでくれた。細川さんが羽根を壊して,ようやく終了になった。壊して終わるなんて,小学生みたいだなあ。 

8月24日 
ここのところちょこちょこ会っているコンテンポラリーダンスの砂連尾理さんに頼まれて神戸女学院大学へワークショップに出かけた。砂連尾さんは、伊丹のアイホールのプロジェクトで、市民や大学生とダンス作品を作っているのだ。 
http://saalekashi.exblog.jp/ 

10時50分に阪急門戸厄神駅に待ち合わせ。舞踊専攻があるなんて知らなかった。立派なスタジオもある。11時から16時までワークショップを行った。スタジオの裏からは,甲山と六甲山が見えた。声を向いの谷に放り投げてみた。それから空気を、甲山まで投げてみた。そして指と腕で六甲山をなぞってみたり,雲をなぞってみたり。スタジオへ戻ってからは,ペットボトルのワークもやってみた。普段バレエやコンテンポラリーダンスのレッスンをしている彼女たちにとっては、相当変わったワークだっただろうなあ。それでも興味津々でやってくれた。みんなありがとう。公演の成功を祈っています。 



























ペットボトルをからだに載せるワークの写真です。 


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