2012年12月11日火曜日

こどもを寝かしつけるダンス! (2006/07/14)

今日は、「さあトーマス」の美術を担当してもらった森口ゆたかさんの紹介で大阪府吹田市のグレース幼稚園に行って来ました。森口さんのお子さんも通っている幼稚園です。そこのお母さんたちに身体のワークショップを開いて欲しい、という話でした。 10時に到着すると、子どもたちが裸で体操していました。プールです。今日は暑かったので、とても気持ちよさそうでした。打ち合わせなのですが、お母さんたちが4人も集まっていて、早速身体を動かしてみたいとのことでした。 まずは、裸足になって、膝と手を使わずに、座ったり立ったりしました。その次は、壊れやすくて大事なものを運ぶ「歩き」。手のひらに水を感じて、水の中のメダカを川に放す「しゃがみ」などをしました。 歩いていると、フローリングに床がミシッ、グウォッ、となるんですね。すごくよく鳴るんです。あまりよく鳴るので、鳴らないように「忍び歩き」「泥棒歩き」をしたり、反対に思いっきりならしてみたり・・・足の裏の感覚が呼び起こしました。 で、しばらくやっていると、あっ、これは子どもを寝かしつけて、ベッドから立ち去る「歩き」に近いと思い浮かびました。するとそこから、ベッドへそおっと子どもをおろす「かがみ」、さらに戻って、揺れながら寝かしつける「揺りかご」の動きへつながっていきました。 子どもや赤ちゃんと寝かしつけるのは、大変なことです。膝や足首を使って、腰や頭の高さを調整します。そして、左右に揺するわけですが、不自然になってはいけません。揺りかごやブランコ、あるいは「波」のように自然でゆったりとしなければなりません。 ここまで来れば、完全にジャワ舞踊です。世の中のお母さんやお父さんは皆、ジャワ舞踊ができるはずだと思い至りました。

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