2012年12月11日火曜日
滝の水 (2006/05/02)
スペース天の近くに、サルの生息する箕面公園があります。滝が有名で、幼稚園以来、遠足などでよく行った覚えがあります。高校の時は、クラブで毎週学校から走って行ってました。
この間、子どもを連れて滝を見に行きました。雨の後だったので、結構水量がありました。滝壺の向かいのベンチの横に座ってのんびりと見物しました。しぶきが結構かかります。水はもちろんどんどん落ちてきます。滝ですから。岩の影響と滝口の流れの影響でか、やや右に傾きながらもどんどん流れ落ちています。時折、大小の変化をつけながら、呼吸するかのように流れています。
ふと、滝口の水にピントを当てて、水のスピードに合わせて視線を追っかけてみた。シャッタースピードを早くして撮ったような静止した水が、スローで落下しているように見える。思っているよりもゆっくり落下している。と、またピントが滝全体に戻る。今度は一本の筋になった白く濁った流れとして見える。そしてまた、滝口の水にスッとピントを合わせ落下させる。いくつもの水の飛沫がそのままの形で落下していく。ちょっと言葉を失った。
静止と連続、時の流れ、部分と全体、いろいろなイメージが広がった。踊っている時に、例えば、手を右から左へと動かしたとする。その時に、出発点と最終点との間に、どれだけ連続したイメージが持てるかというのは、ジャワ舞踊を踊る時に、とても重要になる。そんなことを再認識した。
ジャワ舞踊のキーワードは、Banyu mili 水が流れるように動くなのでした。
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