昨日は子ども日でした。実家に帰っていました。公団住宅なのですが、自治会が企画して、各家庭の鯉のぼりを集めて、マンションの14階から向かいのマンションの14階へと渡したロープに飾っています。数10匹はいるでしょうか。高いところなので風が強く、気持ちよく泳いでいます。中庭に落ちた鯉の影も気持ちよさそうです。
鯉のぼりが風をはらんでいるの見ると、普段は見えない風が意識されます。西側からの風が一定して吹いているようです。遠いけれど六甲颪でしょうか?
ところで、ジャワ舞踊はサンプルという布を使います。腰に巻いたり、首からかけたりします。よく「どういう意味ですか?」と聞かれます。よくは分からないのですが、舞踊家のイメージの中で流れている風や空気を見えやすくしているのでは・・・、と考えています。外から内への動きは、息を吸い込んで、内から外へは、息を吐き出しながら、身体の中にエネルギーが出入りしている感じがあります。この流れを見えやすくするのがサンプルの役割というか効果なんじゃないかな。
気持ちよく泳ぐ鯉のぼりを見て、そんなことを考えました。
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