2012年12月14日金曜日
思えば二十歳の頃・・・ (2006/8/18)
十津川へ行って来ました。盆踊りに参加するためです。
思えば、二十歳の頃から通っています。18年前だ!1989年、たぶん。
毎年お盆に日本にいれば、必ず行っています。深い山里です。廃校になった小学校の校庭で行います。その村の人は、みんな若々しくて、かっこよくて、何でも出来て、おまけに踊れるのです。始めて行ってから、ほとんど変わらない風景のなかで、みんなが穏やかに年を取っていっています。子供達だけはどんどん成長していて、学校に上がる前だった子供達が今は子供を抱いています。
ほぼお盆にしか行かないので、夏の数日の風景の記憶がきれいな層になって、積み重なっています。武蔵青年会館のトイレには20歳の僕が、台所の土間には25歳の僕が、校庭脇の倉庫には30歳の僕がいて、喋りかけてきそうな感覚がします。
「ちゃんと年取ってる?」
みんなかっこいいな、っていう感覚は、やっぱり二十歳の頃に、ガムランやジャワ人やバリ人に出会った時に思いました。ああこんな人たちみたいになりたいなぁ、と。
二十歳の頃は、丹後にある鈴木昭男さんの「ひなたぼっこの空間」も見に行き、ぐらっとめまいがしました。芸術にかける狂気。その翌年、古代の丘で小杉武久さんとの即興パフォーマンス対決もがーんと衝撃を受けました。
明日は、その鈴木さんとガムランや十津川に巡り合わせてくれた中川真さんと即興の共演します。本当に楽しみです。
来週は、やっぱり二十歳の頃であった野村誠さんと即興の公演をします。同年齢の彼に出会った時の胸の高鳴りを思い出します。
いろいろな出会いが、収斂して巡ってきた感じです。
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