2013年1月21日月曜日

天の水 (2007/12/05)

今年、スペース天の前に井戸を掘った。掘ったのは職人さんだが工程につき合って、何日か見学した。20メートルほど掘った3層目の水を汲むことになった。飲むととてもおいしい。以前の日記にも書いたが、この辺りは亀岡の桂川と池田の猪名川へと注ぐ川の分水嶺になっているし、すぐ近くにも飲める泉が湧いている。いい水がでる地域なのだろう。 

その話をすると、ジャワ舞踊を習いに来ているUさんが、是非飲みたいと言うので、ペットボトルに汲んで教室に持って行った。彼女は、以前、「桑の実」というタイトルで日記を書いた時に出てきた京都の蛸薬師にある中国茶を飲ませる「岩茶房」に勤めている。つい先日、店では京都の名水を使ったお茶を飲んで、どこの水かを言い当てる「闘茶」が行われた。それくらい水にはこだわっているお店なのだ。岩茶は繊細なので、味が水によって大きく左右されるという。 

そのUさんからメールが届いた。 

彼女曰く。 
岩茶の中でも一番水と反応し、はらはらと表情を変える極品肉桂を淹れたところ、今までの3本の指に入るとのこと。 

今度、教室で淹れてくれるとのこと。楽しみである。

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