2013年4月2日火曜日

マグランガンとそばめし (2009/11/12)

11月11日 
僕の舞踊教室に来ていた川原和世さんの結婚パーティへ。 
和世さんは、スペース天で僕とイウィンさんが踊っているのを見て、ジャワ舞踊を習いはじめ、その後、ジャワへも舞踊留学し、帰国してからも教室に通っていた。数ヶ月前に、Facebookというインドネシア人がたくさん参加しているミクシイやMy Spaceみたいなのがあるよ、と彼女に教えた。すると、いつの間にかそこでインドネシア人男性と意気投合し、インドネシアでデートもしたりして、一気にゴールインに持ち込んだ。ジャワ舞踊へも、Facebookへも引き込んだのは僕のなのだ・・・。 

トゥリスノさんは、ボルブドゥールの近くにある中部ジャワの地方都市マグランに住んでいる中華系インドネシア人。医学部を出て、東ティモールでも医師団として働いていた。現在は、マグランで家業の建築資材店を営んでいる。和世さんすごい!玉の輿ではないか。マグランからジョグジャは、車で1時間ちょっとなので、舞踊だって習いにいける。 

責任上、いや責任はないのだが、行きがかり上、僕が乾杯の音頭をとることに。何を話そうかと考えていたら、こんなことを思い出した。 


えっと、トリスノさん。マス・チュ(チュさん 彼の中国式の呼び名 でもマスはジャワ風)と、お呼びしたらいいのかな? は、ジャワのマグラン出身ですよね。マグランといえば、マグランガンという食べ物を思い出します。これは、ナシ・ゴレン(インドネシア風焼き飯)とミー・ゴレン(インドネシア風焼きそば)が混ざった食べ物なんです。ナシ・ゴレンも食べたいし、ミー・ゴレンも食べたいなぁ、という時に食べるもんなんでしょうね。ちょっと優柔不断な感じの食べ物なんです・・・。 

で、和世さんは、神戸の長田出身なんです。長田と言えば、そばめしですよね。焼き飯とそばが一体化した・・・。つまり、どちらの出身地にもそばめしがあるんです。これまで、マグランガンというのは、優柔不断な食べ物なのかと思っていたのですが、考えようによっては、違う種類のものが歩み寄ってできた食べ物とも考えられます。そういう食べ物があるところ出身のお二人なので、きっとお互いに歩み寄ってうまく行くのではないかと思います・・・。 

とかなんとか、しょうもない話をしてしまって、 

カンパーイ!! 

となりました。 


僕は、車で来ていたし、踊ることにもなっていたので、ウーロン茶をチビリチビリ、ごちそうも横目にガマンガマン。まぁ、いつものこと、踊り子の宿命。和世さんも以前は参加していた妹さんのダンスチームが爆笑パワフルダンスを披露。新婦も途中からノリノリで参加。その後で、僕はトペン(仮面)舞踊を踊った。賑やかないいパーティになった。11月15日に、ふたりはジャワへ出発する。和世さんのジャワでの田舎生活がスタートするのだ。末永くお幸せに!!12月にジャワへ行くので、ちょっと様子を見に行ってみよう。

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