2012年12月13日木曜日
緊張と弛緩 (2006/08/04)
今日はたんぽぽの家でのワークショップの日でした。
ガムランワークショップの後に、舞踊のワークショップをしました。
今日は、ジャワとバリの男踊りを素材にして、身体に緊張と弛緩を作り出す練習をしました。
緊張と弛緩と言えば、故桂枝雀師匠が「笑いとは緊張と弛緩のズレが生み出す」と言っていたことを思い出します。
舞踊でも、重要になってきます。全身に素早く緊張を走らせる。一瞬のうちに身体の隅々まで、電流を流し、筋肉を活性化させる。そして、一気に脱力。
たんぽぽの家のメンバーにも、緊張系の人と弛緩系の人がいます。例えば、YくんやHさんは緊張系、Oくんは弛緩系。この両者の間の隔たりを一気に往復すれば、いい表現になります。
ジャワ舞踊踊る際に、しばしば先生がアドバイスします。
「全身の隅々まで、気をみなぎらせなさい。でも、リラックスしなさい。」
「えーい、どっちやねん!」
と言いたくなりますが、その答えを見つけるのがジャワ舞踊。
「自信に満ちあふれて踊りなさい、でも、絶対に過信してはけません。」
「えーい、どっちやねん。」
という、禅問答のような問いに満ちたジャワ舞踊。
ガムランの先生も言います。
「うまく見えているようだと、まだまだ下手。」
まずは、しっかりと緊張できて、弛緩できる。この両者の振り幅を大きく出せるようになることが必要だと思います。
目が飛び出そうになるほど力を入れる、このワークショップは結構疲れるのです。
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