2012年12月31日月曜日

消防団初出動 (2007/04/26)

ブナが保育所に行きだして、地元社会との関わりも増してきました。僕の住んでいる集落は数十世帯が全員地元の人です。元々農家、あるいは現在も農家の家です。何百年も、聞くところによれば千年以上も、ここに住んでいる家系もあるそうです。そんなところなので、なかなか、「はいどうぞ・・・」と地元社会に入っていくことが出来ませんでした。この7年間、交流はありましたが、自治会などには参加していませんでした。 

しかし、子供の保育所入所と前後して、民生委員の方と会ったり、消防団への加入を誘われたりで、徐々に地元の関わりが増してきました。まあ、煩わしくもあるのですが、ジャワのディープな地元つきあいにも慣れているので、むしろプラス面を多く感じます。 

ジャワでは、月に1回開かれるアリサンという頼母子講や、毎晩のように行われるロンダという夜回りがあります。僕もジャワにいれば、参加します。慣れてしまえば楽しいものです。 

4月15日に、豊能町吉川中学校の校庭で消防団の入退団式がありました。制服制帽をかぶっての本格的式典です。その前日、自宅にいると、サイレンが鳴って、消防車とパトカーがやってきました。家の目の前にある棚田の細道を消防自動車が上がっていきます。パトカーも右往左往しています。僕も自転車で駆けつけました。青年団も、ちょうど翌日の式典の準備で、ポンプ車を整備していたので、すぐに駆けつけました。 

結局、椎茸の原木が少し燃えた程度でした。「焼き椎茸が出来た。」と冗談が言えるぐらいですみました。「入団式前に、出動したのは、君が始めてやな。」と笑われました。 

0 件のコメント:

コメントを投稿