2012年12月31日月曜日

星のために (2007/06/09)

日曜日は、大阪の本町にあるインドネシア・レストランチタチタでインドネシア語のレッスンをしている。昼からの中級クラスでは、「ジョコ・タルブ」というジャワの昔話を読んでいるが、インドネシア語とチャンプールで雑談もよくする。このクラスが始まった4年前から来てくれているNさんが眼鏡を拭きながら、聞いている。 

この前の週に、マンディサマサマで来日していたインドネシア人3人と中之島の大阪市立科学館へ行ったのだ。ものすごく久しぶりにプラネタリウムを見た、と僕が話した。すると、僕の大好きなトミーズの健にそっくりのNさん(すみませんNさん!とても男前ってことですよ・・・)が眼鏡をかけ直して話し始めた。 

僕は子供の頃から、星が大好きだった。でも、育った尼崎は工場や車の排気ガスで覆われ、よく光化学スモッグが発生した。科学館へは、夏休みは毎日のように通い、プラネタリウムの間違いも発見した。星の観測で有名な山へも、電車やバスに乗って出かけて登った。そして、だから、僕は今でも自動車に乗らないんだ、とポツリと言った。 

星が好きで、だから車に乗らない。 

僕も子供の頃、星が好きだった。黄色い大きな星座の絵本がお気に入りだった。星空がグルグル回る天体観測の本も持っていた。 
でも、今は車に乗っている。交通の不便な田舎に住んでいるので、今すぐに車を手放すことは出来ない。でも、余りにもムダに乗っているかも知れない。少し考え直そう。なかなか難しいが・・・明日からは、なるべくブナを保育園へ自転車で送って行こう。 

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