新世界でスカートをはいて踊った。
不思議でキッチュなフェスティバルゲートが7月いっぱいで閉鎖になる。ビルの中を走り回るジェットコースターや大阪プロレスで有名だが、いくつかの重要なアート関係NPOも活動している。ダンスボックスやココルームもここにあり、僕も踊ったことがある。
7月28日土曜日にあったココルームのファイナル・イベントに、マルガサリが参加した。夕方はジェットコースターのレールの真下でコンサートを行った。僕が踊る曲は、マルガサリの西田さんが作曲した「常磐台商店街ワルツ」。少し前に、豊能町にある商店街のイベントに出演した時に作った曲だ。哀愁漂うワルツだ。
どうしようかな?と悩んでいたのだけど、前日にひらめきスカートで踊ることにした。イウィンさんが持っている真っ赤と黒のノースリーブのロングスカートを借りることにした。さすがに少しきつかったが、ウエストを少し緩めると見事に入った。我ながら似合う?
軽くおしろいをはたき、口紅を差して、ひらりひらり、と踊った。
僕自身は、ジャワ舞踊でも、女性舞踊を踊るし、教室でも教えているので、それほどの違和感はない。スカートだって、カインを巻いているのとそんなに変わらない。
それでも、この日、スカートをはいて踊った時、どこか遠くへ自分を運んでくれるような、軽いめまいを覚えた。
夜の部では、上田カナヨさん(仮の難しい字?)が「吾輩は猫である」を朗読し、マルガサリがガムランを叩いた。僕は、どこで踊れるかなぁ・・・と、客席に潜んでいた。
続きはまた書きます。
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