2013年1月21日月曜日

寝返りのダンス (2007/11/27)


今週の日曜日は、チタチタでのインドネシア語教室が休みだった。 

朝食を作っていると(我が家は僕が料理係です)、イウィンさんとブナが朝市から帰ってきた。日曜日は、我が家から歩いて30秒のところに、付近の農家が朝市を開くのだ。 

ブロコッリー、ネギ、小芋、ニンジン、カブ、完熟カキを買ってきた。葉っぱの勢いがすごい。寒くなって野菜はますます元気になる。カブは、葉っぱはザクザクと切って、ジャコと炒め、本体はスライスして生で食べた。甘くておいしい。 

弁当も作って、猪名川へ出かけた。ぽかぽか陽気だった。ブナと河原で石を拾って、川に向かって投げて遊んだ。途中からは、河原のグラウンドでアメリカンフットボールの練習帰りだった少年達も加わった。ブナが飽きても、僕は30メートルほど先の枯れ枝をめがけて、何十回も投げた。微調整しながら投げていくと、ようやく命中した。小学校の頃はピッチャーだったのだ。 

午後は、阪大でミーティング。哲学の本間直樹さんの呼びかけで、「身体」や「表現」に興味があるメンバーが集まって、お話をする会。オレンジカフェと名付けられたオレンジ色の教室でするので、お菓子を食べながらのおしゃべりみたいに。メンバーは、哲学カフェなどしている本間さん、「交流する身体」(NHKブックス)というとても興味深い本を書いた西村ユミさん、コンテンポラリーダンスのプロデューサーの志賀玲子さん、ダンス大好きの理学療法士の玉地雅浩さん、そして僕である。 

シュークリームを食べながら、身振り手振りを加えて、3時間以上おしゃべりをした。来年は、このメンバーでワークショップをしたり、2泊3日の合宿を企画したいね、などと盛り上がった。 

夜は船場アートカフェで、やっぱり身体が気になるメンバーの集まり。阪大から玉地さんと一緒に移動した。この間も参加した大石麻未さんが入り口で待っていてくれた。 
寝返りのワークショップの続きをした。 

大石さんが寝返りがうまくできないと言うので、玉地さんに身体を見てもらった。彼女も自覚していたが、左右の足の長さがかなり違っていたのだ。玉地さんの指導で何種類かの動きを行っていくと、足の長さが揃い、寝返りもうまくできるようになった。 

寝返りのワークショップでやりたかったことは、 
身体の1点から動き始める 
その動き(力)を感じて、なるべく細かく次のパーツが動き出すのを感じる、 
ということだ。 

自分で動かすのではなく、勝手に動く感じがつかめればいいなぁ、と思ってこのワークショップを思いついたのだ。 

玉地さんに聞いてみると、理学療法の中でも、寝返りの練習があるという。理学療法の観点からの寝返りの重要性も聞いて、とても参考になった。相互に補完的なコラボレーションが出来ればいいなぁ。 

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