2013年2月1日金曜日

東へ東へ (2009/01/20)

1月12日 
10時17分新大阪発の新幹線に乗って、東京、上野経由で常磐線の三河島駅へ。駅前で偶然というか予想通り野村誠さんに出会う。ワークショップ・コーディネーターの吉野さつきさんと作曲家のヒュー・ナンキヴェルさんも一緒だ。吉野さんとは、エイブルアートの時以来だろうか?ヒューさんとは初対面。これから1週間を共にすることになる。 

この日は、荒川区生涯学習センターで、「ヒューさんと即興で音楽とダンスをつくる」があり、宮城へ行く前についでにどう?と、野村さんに参加するように誘われたのだ。 
廃校?になった小学校の中にある会場で、コーディネート役でダンサーの新井英夫さんに紹介してもらった。野口体操から入って、今はコンテンポラリーダンスをしているそうだ。ユーモアがあって、柔軟で、一緒に踊ってとても楽しかった。 

4時間、ヒューがいろんなアイデアを出して、みんなで音楽とダンスを楽しんだ。ヒューは生まれて初めてダンスのワークショップをするとのことだ。打ち上げは、日暮里の駅近くの韓国料理レストラン。このあたりは歩いていると本当に韓国食材店や料理屋がたくさんある。 

この後、大学時代からの友人であるインドのバンスリー奏者の寺原太郎さんとプロデューサー(表現が難しいなぁ・・・)の百合子さん夫妻のお宅へ押しかけることにしていた。千葉から都心の参宮橋駅近くへ引っ越して2週間で片づいていないとのことだったが・・・。 

だいぶ遅くなって、ふたりのマンションへ到着。引っ越し荷物は思ったよりは片づいていて、宴会の準備が整っていた。ワインを開けながら、盛り上がった。ふたりに出会ったのは20年前、3人とも倍の年齢になっていたが、全然変わっていない感じだった。 

1月13日 
ゆっくり起きて、ゆっくりストレッチをして、ゆっくり朝食を食べた。百合子さんは、もう出勤していた。太郎さんのなにわナンバーの軽ワゴンに乗って、表参道にある百合子さんが勤めているスウェーデンの工芸品を扱う店を見に行った。ギャラリーや教室もあり、素敵なスペースだった。う~ん!都会だ!! 

歩いて渋谷駅に出て、池袋経由で大宮駅へ向かった。ここで、野村さんとヒューさんに再会。東北新幹線に乗って、蔵王白石へ向かう。東日本の日の入りは早い。東の空がみるみる赤くなり、連なる雪景色の丘が濃いブルーになっていった。 

野村さんはどこでも寝るのが得意だ。エジプト人作家の小説を読み終わったヒューさんと雪景色を見ながら話をした。とても聞き取りやすい英語だったが、僕の頭の辞書はまだホコリをかぶっていた。だんだんと慣れてくるだろう。 

すっかり日が暮れた頃、蔵王白石駅到着。えずこホールから、水戸さん、玉渕さん、日高さんが迎えに来てくれていた。駅前のターミナルへ出ると、雪が舞っていた。そのまま夕食を食べに行った。 

はらこ飯(鮭+いくら)とお蕎麦のセット。運ばれてくるまでに、ミーティング。明日からのザッとした予定を立てた。はらこ飯は脂がのっていて、とてもおいしかった。もちろんお蕎麦も。 

スーパーに寄って、これから1週間お世話になるホテルひさごにようやく到着。玄関で靴を脱ぎ、部屋は畳の和風スタイル・ホテル。各自荷物を置いてから、111号の野村さんの部屋に集まった。 

ヒューさんと僕は、缶ビールと宮城の地酒「一の蔵」のにごり酒、野村さんは豆乳で乾杯。このにごり酒は、発酵してわずかに炭酸が発生していて、とてもおいしかった。もう一度、最初の3日間の予定を確認。1日ごとに担当を変えることにした。 

水曜日の午前:保育園で収集1(野村主導、佐久間アシスタント、ヒュー撮影) 
木曜日の午前:保育園で収集2(佐久間主導、ヒューアシスタント、野村撮影) 
金曜日の午前:保育園で収集3(ヒュー主導、野村アシスタント、佐久間撮影) 

この3日間、午後は映像を分析して、夜は大人のワークショップ参加者と収集したKeyboard Choreographyを実演。 

土曜日は終日、収集したKeyboard Choreographyから、作曲および振付を行う。 

日曜日 研究成果を発表。 

さてさてどうなりますか? 

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