2013年2月6日水曜日

大阪ピクニック 1日目 (2009/03/10

3月7日土曜日 
いよいよ大阪ピクニックが始まる。この日は第1回目、船場アートカフェでワークショップ+映像鑑賞+作戦会議。開始30分前の18時に到着。 

集まった方々は、 
カミスの僕と大西由希子さん、大阪ピクニックスタッフの高岡伸一さん、岡部太郎さん、Mさん、船場アートカフェプロデューサーの中川真さん、服飾美学の水谷由美子さん、染織会社に勤めるFさん、Mさんの友人で元京都芸大生のHさん、Hさんの弟で現精華芸大生のTさん、大西さんにバリ舞踊を習っているAさん、大西さんの友人でデザインをしているYさん、コンテポラリーダンスをしていて僕たちのファンのNさん、犬を飼っていて「坂」も気になるというMさん、ダンスグループ花嵐の古川遠さん、美術家の小池芽英子さん。 
総勢16名。 

まずは、「大阪ピクニック」開会宣言と「坂」についてのお話。それから自己紹介。みんなそれなりに「坂」が気になっているようだ。Tさんは、トンネルも気になるそうだ。曲がったトンネルとか、地下鉄の入り口とか、僕も気になる。 

それから、身体を動かしてみることに、いつもやっているペットボトルワーク。 
500ミリリットルのペットボトルに、水を半分入れて、横にする。水平に動かして、「タップン、タップン」と音をさせる。なるべく小さい動きで、水の重みを感じて、波のリズムに合わせるのがコツだ。 

耳で音を聞き、目で波を見て、手や腕に水の重みを感じる。それぞれの感覚を研ぎ澄ませてもいいし、複合的に使ってもいい。花嵐は、目の見えない人たちとダンスの創作を行っているので、何か共通する感覚があるかもしれない。参加者に美術系の人が多かったので、水の流れるのが見たいとか、水の影が手に映るのが面白い、などの感想があった。コカコーラのペットボトルはツルンとしているので、手に伝わる感触も、流れる水の造形も他のと全然違う。芽英子さんは映像作家でもあるので、ビデオカメラ片手に、ペットボトルを揺らしている。どんな映像が取れたのかな? 

次に、ペットボトルからプラスチックグラスに、水を注ぐ。注ぐ前に、表面張力がギリギリ耐えられる状態を楽しんで、水が流れ始める瞬間を味わう。流れ出したら、なるべく細く一定に流れるように気を付ける。手首、肘、肩、全身を使って、コントロール。岡部さんは、なんと足の指をコントロールして入れる方法を編み出す。 

次に、ペットボトルを頭に乗せてみる。立ち上がったり、座ったり、回ったり。ペットボトルを肩に乗せて歩いてみる。なんだか鳥のよう。 参加者の誰かが言った。「これがほんとのペット・ボトル」 

休憩 

ピクニックに関係する映像を見る。野村誠さんたちとやっているI-Picnicの映像。2006年8月に滋賀県水口町でピクニックした「水口城趾の音楽」と2005年5月にジャワ島のグヌン・キドゥルでピクニックした「ドゥスン・グダレンの畦道」。 

そして、ディスカッション。 
どこの坂へ行って、何をするか。 

AさんとYさんが行く美容院の前にある、Uの字になった坂 
大阪市中央区内久宝寺 銅座公園近く 

上町台地近く住むNさんとMさんが薦めてくれたいくつかの坂 
中央区上本町西 
中央区空堀町~清水谷 (掘の跡) 
中央区玉造~餌差町 (大阪女学院~大阪明星高校) 

Hさんが見た印象的な坂 
西成区山王 (飛田新地近く) 

僕が下見したいくつかの坂 
天王寺区生玉寺町~夕陽丘町~伶人町 (以前、大晦日にいろんなお寺から聞こえる鐘を聞いた) 
天王寺区阿倍野筋 (坂の向こうに幻が見える) 
西成区聖天下~阿倍野区帝塚山にいたる一帯 (坂・崖多発地帯 阪堺電軌上町線 阪堺電軌阪堺線 南海本線 南海高野線が入り組んできれいなカーブを描いている)  

高岡さんが発見した人口の小山 
西区靱本町 靫公園内 


といった坂を巡りながら、5感を総動員して、街を味わってみたいと思います。坂を転がったり、何かを転がしたり。 

3月14日13時、地下鉄谷町線の谷町4丁目駅、一番南側の改札に集合です。 
途中、チンチン電車や地下鉄も使いながら、ピクニックし、17時に靫公園で解散の予定です。 

前回のワークショップに参加していなくても、ピクニックへの参加、大歓迎です。電車代はかかりますが、参加費は無料。小雨は決行です。参加希望の方は、ここにメッセージを残してもらっても結構ですし、メールを送ってもらっても結構です。 

当日晴れますように! 

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